日本の保険の歴史

日本でも鎌倉時代の「無尽(むじん)」や室町時代の「頼母子講(たのもしこう)」と呼ばれる、ある集団に属する人たちがお互いにお金をを出し合って助け合うような「相互扶助」の仕組みもありましたし、「拗銀(なげがね)」といった、「冒険貸借」に相当するような仕組みももっていました。では、日本では、近代的な保険制度はいつ始まったのでしょうか。日本にはじめて近代的な保険制度を採用したのは福沢諭吉といわれています。1867年に著書の「西洋旅案内」において「人の生涯を請合うこと」として生命保険を紹介しています。その後明治時代の財界人によって多数の保険会社が設立されましたが、競争の激化、大震災の影響などにより、多くの保険会社が経営難となり、整理統合を余儀なくされました。それ以降は大蔵省の監視下のもと「生命保険会社」「損害保険会社」がそれぞれ20社ほど存在するという時代が長くつづきました。

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